20190831 ドン・ジュアン@TBS赤坂ACTシアター

藤ヶ谷君の舞台「ドン・ジュアン」に昨夜行ってきました。開幕して2公演目だったのだけどもうすっごく雰囲気良くてお稽古中から築き上げたものを爆発させるぞーっていう意気込みを感じました。

 

1階のセンターブロックの真ん中くらいの列だったのですが、やはり正面は目線がビシビシ来るのでいいなと思いました。上口さんはまんべんなく目線送っててさすが♡って思いましたけど。

その上口さんの歌声から舞台が始まっていくのですが、鶴見さん、春野さん、恒松さん、上口さんの歌声が圧巻過ぎて最初から心掴まれます。この最初の歌でドン・ジュアンは亡くなっているのだなということがわかって、いよいよ彼の物語が始まっていきます。舞台中央からシルエットで出てくるドン・ジュアン・・・かっこいい。でも全然声を発しません。焦らす~。いざ声を発し歌い始めてからは藤ヶ谷君の世界。太すぎず細すぎずいつも歌で聴いている藤ヶ谷くんの声とはまた違った歌声にググッと身を乗り出して観たいようなそんな興奮。こんな藤ヶ谷くん観たことない!でした、まさに。

 

ジャニーズの中でもそもそもダンスとか歌に定評のある・・・というまでではないですよね、たいぴは。表立って歌がいい!ダンスがいい!というわけではないっていう意味で。だから今回の舞台って相当な挑戦だったと思うし様々なお稽古が本当に大変だったろうなと思います。そして周りの方が皆さん芸達者な方すぎて。だけど上口さんと歌の応酬というかやり取りが多くてそこに全然不安を感じることなく観ていた自分に気づくと改めて藤ヶ谷くんの努力がすごすぎるって思います。

 

こういった外部舞台のジャニーズの子が主演のミュージカルってあまり観ることがないんだけど、ここまで攻めた内容っていうのは珍しいかな?って気もするし、間違いなくこれはもうたいぴの代表作になると思うので、再演の再演の再演・・・でずっと毎年か数年おきでもいいので続けていってもらいたいです。せっかく学んだフラメンコやらなにやら、継続していけばもっともっと素晴らしいものになるでしょうし、まずは本当にこのご縁に感謝ですね。人が開花する瞬間を観てしまった!っていう感じ。

 

まだ刈谷の大千秋楽までは長い道のりですので、喉を大切に、ドン・ジュアンな日々をエロく正しく美しく生き抜いて欲しいです。