ただ離婚してないだけ

ただ離婚してないだけが昨夜最終回を迎えました。

 

原作とは違うってことはわかっていたし、11話見た後に結構いろいろ考えたんだけど、雪映を残して・・・ってことはきっとないだろうなぁと思って。でも12話のタイトルが「正隆と雪映」だったので、なんとなくだけど一旦離れていつかは・・・みたいな感じになるのかなぁと思ってました。

 

最初は家族を拒否していた正隆に気を使っている雪映という感じで同じ屋根の下で過ごすだけだった2人なんだけど、本物の家族になれそうな希望が出てきたときに萌のことがあって、それ以降歪んだ・・・というか建前上というか、よき夫婦でなければならない(正隆はいつも通りに過ごすんだと言ったけど)というプレッシャーの中でだんだんと家族になっていくのがなんとも切ない。私たちには子供が必要なんです、とか、何をするにも2人がいいと言っていた雪映のセリフがラストシーンで思い出されておおおおって思いました。弟の言うように身の丈に合ったというのか、自分たちがしてしまったことの落とし前のつけ方がこれなんだなと腑に落ちました。お互いへの愛はあるけど一緒に生きていくことはできない、でも家族という立場から逃げない、だからただ離婚してないだけという。正隆も、雪映にとってもこれが生きなおすってことなんだろうな。

 

こういうラスト、すごく好きです。本人たちが何かしらの希望をもって幸せであればよいという。人生は続いていくのだなぁと心の深いところにすとんと落ちてきた感じです。

 

北山くんの新しい一面が開花して、ファン以外からも注目されて反響があって、次にまた北山くんがどんな役と出会い評価されていくのか・・・それが一番楽しみです。