20221001 Endless SHOCK@博多座

台風に悩まされた9月を超えて、10月頭、博多座で、Endless SHOCKを観てきました。

行きの飛行機でトップガン観たけどもちろん途中で着陸なわけですが、帰りは映画観られないタイプの飛行機だった・・・。

 

Endless SHOCK、作品自体は14年前に一度観たきりでしたが、ストーリーは固まっているので軽く昔を思い出しつつ観劇。

考えてみれば当時は光一さんも20代だったわけで、なんかもうちょっと血気盛んな感じがありました。ライバル役が屋良くんでしたし。いまは光一さん40代、北山くん30代後半ですし、前は理想に向かってピュアに夢見るうちに歯車が狂ってしまったのかなぁと受け取った部分も、何となくもっと深いというか、駆け引きだったり人に見せたくない部分だったり・・・なんというか大人なEndless SHOCKの世界を感じました。

キスマイにハマる前の方が断然舞台に通っていたので結構北山くんが出た事務所の舞台作品って大体観てきているんですよね。今回はここ数年の俳優業を経て、ライバル役をやったら面白いんじゃないかって周りが思ってくれたってこともあってか、やっぱり北山くんは北山くんなりのライバル役を演じていたと思います。「雨の中屋上で踊っていたコウイチを見て、もう着いて行けないって思ったんだ」という台詞がとても印象的だった。自分だってショーにかける思いはあるはずなんだけど、でももっとスターになりたいとか、恋もするし将来も考えるし大変なことは大変だという非常に現実的なキャラクターで、みんなだっていいものを作るためにひたすらコウイチについていくのは大変じゃない??違うの??っていう戸惑いを感じました。多くの仲間たちはデビューできずに去っていく世界で生きてきた彼らには日常的な問題なのだろうなと思えました。

話は変わって、今年のアリーナツアー、ドームツアー通して北山くんは常に普段通りを意識するという気持ちでステージに臨んでいたとのことなんだけど、それはすべてEndless SHOCKを想定してのことなのかもしれないなぁと思いました。コンサートって客の反応次第でテンションややりとりも変わってくるものだと思っているけど、奇しくも今は客側も大きな反応はできないわけで。まぁうちわとかペンラとか拍手とか、こちらとしては最大限に反応するつもりはあってもどうしたってこれまでの有観客とは違うよね。だとするとより一定のパフォーマンス力が求められると思うし、北山くんとしてはそこを意識してパフォーマンスすることに意味があると考えていたのかなぁという気がする。昨日よりいい、初日よりいい、というよりも、いつも通りいいを目指していくところが北山くんらしいなぁと勝手に納得しておりました。

コンサートじゃない北山くんの歌もとても良かったです。体やのどのケアはきっと大変だったと思うけど、Endless SHOCKに限らずミュージカルはまた観たいと思っています。

ホテルから近かったので、北山くんが雑誌撮影していた橋にも。

そして絶対に食べたかったまくりの葱爆麺。博多に行ったらこれです(とんこつではないのか)。

本当に天気が良くて、暑かった。久しぶりの博多は楽しかったです。また早く来られますように。