20150606 ブルームーン@東京グローブ座

6/6に予定外の2回目ブルームーンに行ってきました。これでほんとに見納めです。昼の部に行ってまいりました。一緒に観ようと誘っていただき誠にありがとうございました。思えば裕さんソロコン@佐賀以来ってことにびっくりしたわけですが、同じ趣味だとこうしてまたどこかで繋がってゆける・・・ヲタクの醍醐味でもありますね。ええと、今回は前回よりも1列前のA列でありまして、そうです最前列でした。でも近くで観ても裕さんは裕さんではなくユタカさんでした。


それではネタバレ。



内容に入る前にまず裕さんが裸足のシーンで目の前に来て、裕さんの左足の小指に視線釘づけでした。なんだろう、、、あのかわいらしいパーツ。そしてまた肘に注目してみました。裕さんと角質は無縁。羨ましい。というか首の後ろとかも白くてさららーっとしてる感じで誰か裕さんの肌の肌理について調べていただきたい。年を取ったらシミとかしわとかできるんでしょうか。今回一番好きな衣装は始めの袈裟を脱いだ後の赤いティシャツとステテコみたいな時です。ステテコのおしりのたるんとした感じがとてもいいので、後姿が見える位置の方にはぜひ見てもらいたいです。


最初に観た27日夜の部の違いはちょっとした間の取り方かなぁ。ただやはり時期的にお疲れモードなのか加賀さんもちょっと台詞つまったり飛んでたっぽいし裕さんも若干カミカミだったりでたまたまなのかな。後半も後半のシーンだけど、昭和12年からルミが先に戻っていってしまい、ユタカの夢の中の世界なのか、トニーやケイトや光恵さんやルミが出てきてダンスするシーンで、トニーとルミがダンスしている時横でずっと「ルミー!」って叫んでるんだけど、前回よりものすごい情感こもってる気がしました。初見の時はこのシーンでは全然泣かなかったのだけど、6日の日はおえおえするくらい泣けた。その後の現在に戻ってきての抜け殻感がすごく伝わってきた。


トニーはだんだん動きとか表情とかかなりデフォルメされてきてませんか?同じ客が何度も観ていることを意識してなのか、より面白い感じになっていました。それでいて別にアドリブとかではないのでプロフェッショナルだわーと感じます。ユタカがタイムスリップしてきて先祖と話すシーンはやっぱり面白い。その後ケイトと話すシーンも面白い。前回、「トニーはトニーでタイムスリップか!」って言ってたような気がしたんだけど6日は「あっちはあっちでタイムスリップか!」と言っていた気がする。定かではない。ケイトとのシーンは相変わらず面白い。「圧がすごい!あなた疲れる!!」て堂々と女性に言ってしまうユタカよ・・・。ところでわたしの小学生時代も自分のことを「ボク」って言うのが一時期流行りました。光恵さんとのシーンでも「わたしのつまらない人生にトニーさんを巻き込むわけにはいかないんです!」という光恵さんに「しみた――――」「キターーー」ていちいち言うのが大変可愛らしい。それでも光恵さんとトニーさんをくっつけることに必死な(じゃないとはま子さんが生まれないからなんだけど)ユタカさんが切ない。それにしてもタイムスリップしてきてすぐにユタカにがみがみ言われたのに「優しげホワイティ」と言ってくれるなんてユタカから優しさがにじみ出ていたのでしょうか。


今回は2回目だったので、ユタカさんがはま子さんに「お墓は俺が守ります」って言うところでルミに注目してみました。ルミはこのユタカの一言で見直すわけだけど、確かにこの時のルミはいい顔してるんですよ。ときめきが伝わってくるような。前半、トニーが現在に来てしまってルミと踊っているところをユタカが見てしまうシーンがとっても面白くて好きなんですけど、そこからまた先に書いた夢の中?の世界でルミとトニーがダンスしていて、だからこそユタカがルミからプロポーズの返事をもらった後のダンスが本当に本当に可愛らしいのです。くるくるってやってよっていうのを指で表しているのがいい(伝わらん)。この日は裕さん、カテコでは足の付け根?あたりに手をやってしっかりお辞儀。やはりふわふわっと微笑んでステージを去っていきました。


芸達者な方々に囲まれて、この舞台の感触が残っているうちにまた是非舞台のお仕事をしてほしいなぁと思います。今は、とにかくブルームーンを楽しんでほしいけど。


あとTwitterでつぶやいたんだけど、劇中のブルームーンシルビア・グラブさんが歌っているとのことで、初見の時は知らないで観ていたんだけど、今回は知った後だったので改めて聞いてみるとやっぱりよかった。音楽が素敵な作品は本当に印象に残りますよね。