新年最初の

読書がこの作品というのもどうなんでしょうかと思いながらも妹に借りたので冬休み中に読みました。

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

悪の教典〈上〉 (文春文庫)

悪の教典〈下〉 (文春文庫)

悪の教典〈下〉 (文春文庫)

映画化にあたっては主人公が伊藤英明さんってことだけ知っていたのですが主人公にぴったりすぎる。なんというかちょっと大げさなところとかが非常に合いそうだなぁと思いました。読み終えてから他のキャストを知ったけど、校長先生=岩松了さんだったのが!!!わたしまさしく岩松さん仮想で読んでた!というわけで映画も見てみたいけど軒並み今週までなのよね〜。


それにしても上巻の緊張感・・・なんかじわじわと迫りくる恐怖に比べて下巻では何かを諦めたようにいっそ清々しいくらいの脈絡のない大量殺人がなんなんだろうか・・・という。最後の理由もなんかハスミンらしくないというか真意じゃないというか、続編の煽りなの??と思わなくもない。

サスペンスなのにかなり笑える娯楽作品になっているのがまぁ・・・いいのかな、みたいな。たまにしか読書しないひとの意見なのでアテになりませんね。