悪の教典観てきました。

今日から5連休ー(ま、合間に副業するけど)ということで悪の教典観てきました。もう最後の最後だしと思ったらまた期間延長されていた。そして意外にひとが入っていた。


まずこれは原作を読んで序章のDVDも観ていたのでわかったんですけど前知識入れなかったらどうだったのかなーと思って。ひとりひとりのキャラ設定とかがあの尺では説明しようもないから仕方ないとはいえ、美彌との関係についてはわりといきなりだったなぁ。リス園もちらっと映るだけだった。釣井先生のこともわりと即座に殺すことを決意しているし。でもでもそれはさておいても面白かったです。わたしは。大量殺人の描写は本で読んでいたほどの衝撃がなかったんですけど(そりゃそうだ)殺人シーンでモリタートがかかるので軽快な感じに。ハスミンの表情もよかったです。無というか。楽しんでるって感じでもなく。ただわたしはもっといちいちハスミンが出席簿見てころした生徒をチェックするのが観たかったんだー。だって「先生はまるで出席を取るようにころしていったんだ」ていうコピーなのに。


本でもカラスの意味についてよくわからなかったんだけど、映画の方がその点最後に怜花をカラスと見立てている描写が出てきたのでまだなんか納得が行ったんだけど、結局のところハスミンていかれてるのかなんなのかわからない・・・のが魅力だと思う。怜花が「もう次のゲームが始まってる」って呟いたらハスミンが「マグニフィセント!」て言ってたし、美彌のところでto be continuedて出て「なに?続編ありきか!」て思ったんだけど、本当にそういう意味かはよくわからない。ハスミン的に続くって意味なのかなーとかいろいろ考えた。そういう意味でもいい映画だ。

キャスティングがよかっただけにひとりひとりにスポットが当たるまでいかずじゃんじゃんころされていったのが惜しい。かと言ってこれ連ドラだったら最後の2話くらいずっところしのシーンでそれもできないだろうし、難しいんですね。つくづく。映像化って。しかしハスミンは伊藤英明であった・・・いつ「あいるびーばっく!」て言うのかと思っていた・・・。


すっごく観たかったので駆け込みで行けてよかったです。続編もあるならもちろん観るよ!でもハスミンもう捕まっちゃったし復活するにしてもどんな形があるんだろうか・・・。